ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
今回のブログはアシスタントの神谷が担当いたします。
皆さまの周りで最近、胃腸炎を患った方もいるのではないでしょうか。
愛知県の感染性胃腸炎の発生状況は2024年2月下旬以降落ち着いていましたが、
実は4月から1医療機関当たりの患者数が少しずつ増加傾向にあります。
新学期、新生活が始まり人との接触も増える時期ですので
そういった要因もあるかとは思いますが実は胃腸炎には様々な原因があります。
胃腸炎の主な原因として、ウイルス、細菌なども考えられますが、
実際には過食、刺激物の摂り過ぎ、アルコール、
ストレスなども原因になり得ます。
また感染経路としては主に、汚染されたものについたウイルスや細菌が
手や食物などを介して体内に入ることで感染が成り立ちます。
インフルエンザウイルスやコロナウイルスとは違い
飛沫による感染よりも食物を介した経口感染が多いようです。
ですので、マスク等よりも予防策としてあげられるものが
徹底した手洗いうがい、消毒です。
特に原因となるウイルスの中にはノロウイルスも挙げられますが
このノロウイルスはものに付着した場合
アルコール消毒では十分な効果は得られません。
この場合は次亜塩素酸ナトリウムや家庭用漂白剤を用いた消毒を行うか、
85度以上で1分以上加熱をする必要があります。
そして前述の通り、最も重要な予防策は徹底した手洗いとうがいです。
このように爪の隙間までしっかりと洗浄します。
手首までしっかり洗う意識を持つことで菌が残ることを防ぐことが出来ます。
これからの季節は気温も湿度も高い季節となり胃腸炎のリスクも高くなります。
そのため、生モノの飲食や身近に感染がある際には気をつけていきたいですね。