ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今回はアシスタントの川瀬が担当させていただきます。
6月も後半、梅雨入りも果たし夏が近づいてきました。
ジメジメと嫌な天気が続きますが、サッカー日本代表の久保建英選手がスペインの名門クラブであるレアル・マドリードへの移籍が決定したことや、バスケ界からはこちらも日本代表の八村塁選手が日本人史上初となるNBAドラフト1巡目で指名されるなど、スポーツ界では梅雨のだるさも吹き飛ばす、うれしいニュースがいくつかありました。
日本のスポーツ選手は海外選手と比べ身体も小さく、どこか劣っているようなイメージがありましたが、こういったニュースをみていると日本人も世界の最高峰の舞台に立てるということが証明されたということであり、日本人としてとてもうれしく思います。
また、八村選手は21歳、久保選手にいたっては18歳という若手の選手が世界へ羽ばたいてく姿をみていると、日本のスポーツ界の未来は明るいと感じます。
ますます2020年の東京オリンピック、パラリンピックが楽しみになりますね。
さて、少し話は戻りますが夏本番が近づき気温と湿度が日に日に高くなっていますが、その気温・湿度とスポーツの関係についての記事があったので少し紹介したいと思います。
記事の内容は、「暑さはパフォーマンスに影響を及ぼすのか?」というものです。この記事ではサッカーJ1リーグの2015年~2019年第13節終了時点の試合から、気温・湿度と走行距離・スプリント回数の因果関係を調査した結果が紹介されています。
気温、湿度が高いとパフォーマンスが落ちそうな気がしますが、実際どうなのでしょうか?
結論から言うと、予想通り気温が高ければ高いほど走行距離とスプリング回数は減少し、湿度においてもおおむね同様の傾向がみられたとのことです。
走行距離でいえば、10℃以下の試合と30℃以上の試合とでは1試合平均で約9キロの差が生じており、スプリント回数は30回近くも減少するという結果でした。
ただし、ここに湿度を掛け合わせるとすこし状況は変わってきます。高温であっても湿度が低ければ、走りへの影響が小さくなり、逆に低温の場合では湿度がある程度あったほうが、走りやすいという傾向も見られたという結果が述べられていました。
ですが、残念ながら今の日本は亜熱帯気候に近づいているという声もあるように、特にこれからの季節は高温多湿の気候から逃れるのは難しい環境です。
特にスポーツをされている方はバランスの取れた食事や、十分な睡眠時間を確保するなど、より一層自身の体調管理には注意していただき、暑さに負けない体づくりをしていきましょう!