皆さん、こんにちは!
アシスタントの竹内が担当します。
春から夏に変わる梅雨の時期。
雨だとなんとなく身体が重たい気が…
晴れ間が待ち遠しいですね。
愛知陸協でのトレーナー活動において最近では、
高校の県総体、中学生の支部大会が終わり
週を追う毎に大きな大会になっています。
高校県総体では一人一人に熱いドラマがありました。
中学生の大会は生憎の雨となってしまいましたが大きな声援が聞こえました。
陸上競技は広い競技場全体で競技が行われるため
怪我が起こった時に医務室への搬送まで時間がかかることもあります。
そのため、救護活動での迅速な対応は必要不可欠なものです。
その搬送方法も部位や傷害によって様々です。
今回は私達が陸上競技の救護活動で使用しているものを紹介したいと思います。
まずこちらはイモビライザーという固定をする器具です。
前腕部の骨折などが疑われた場合、このように腕に巻き付けます。
そして空気を抜くと…
このように固くなり、固定をして安全に搬送をする事が出来ます。
腕用、脚用があります。
そして次に車椅子です。
歩行が困難な場合に使用します。
なんとこの車椅子、丈夫なのに軽いんです!
決して私が力持ちな訳ではありませんが、
緊急時にも無理なく持ち運ぶ事が出来ます。
最後にバックボードです。
頚椎の捻挫・損傷が疑われる場合や意識の無い時など
より安全な搬送が必要な時に使用します。
片岡トレーナーを実際に搬送してみました!
頚部から足部までしっかりと固定されています。
こちらも軽く、救護活動の際に持ち運びに便利です。
このような道具を常に身近な場所に置いて救護活動にあたっています。
何か起こった時に一番にかけつけて迅速な対応が出来るよう、
常日頃から搬送方法などを確認して救護に備えたいと思います。