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ひな祭りの由来

2023年2月28日 火曜日

こんにちは。

T S Sケアルーム津島の長谷川です。

最近ようやく暖かくなってきましたね。

もう春もそこまで来ていると実感されている方も多いのではないでしょうか。

 

さて3月3日といえば「ひな祭り」。

女の子がいる家庭では、ひな人形を飾ったり、ちらし寿司や菱餅、蛤のお吸い物を食べてお祝いするのが一般的?なのかと思います。

我が家では娘2人+私の女子3人がいるので、毎年とりあえずちらし寿司と雛あられを食べて、治療院には吊るし雛、玄関には4年前に娘と作った手作りお雛様を飾ります。

今年は加えて私の雛人形も仲間入り。

ついに実家から追い出され、我が家にやって来ました。

飾ってみると良いものなのですが、片付けることを考えると若干気が重くなります。

 

せっかくなのでひな祭りの由来ってなんだろうと思い調べてみると、知らないことがたくさんありました。

 

☆ひな祭りの由来☆

ひな祭りの由来は諸説ありますが、中国で行われていた「上巳(じょうし)の節句」が日本に伝わってきたという説が有力だといわれています。
「上巳の節句」は中国の「五節句」のひとつです。

ひな祭りは桃の節句と言われますが、中国では、桃の花に長寿や魔除けの力があると考えられ、古くから親しまれてきたそうです。

さらに、「上巳の節句」がある3月3日が桃の花が咲く時期であることも、桃の花が飾られる理由のひとつだといわれています。

季節の節目である「節」の時期は、昔から邪気が入りやすいといわれていました。

そのため、五節句のひとつである「上巳の節句」では、川で身を清める習慣がありました。

それが日本に伝わったことで、紙などで作った人形で体をなでることによって穢れを人形に移し、それを川に流して邪気払いをする行事へと変化していきました。

人形を流して邪気払いをするこの風習が、ひな祭りの行事である「流し雛」のルーツであるといわれています。

そして、時代とともに人形作りの技術が発展し、立派な人形が作られるようになったことによって、川に流すのではなく飾る習慣へと変化していきました。
これが由来ということです。

もう一つ気になることが・・・。

「ひな祭りが終わったらすぐにひな人形を片付けないと、お嫁に行くのが遅くなってしまう」という話をよく耳にしませんか?

片付ける時期にも明確な決まりはありませんが、「厄払いの身代わりになった人形をいつまでも置いておくのはよくない」という考え方から、ひな祭りが終わるとすぐに片付けるのが一般的だそうです。

どのような歴史があるのか、どんな由来があるのか、どうしてお祝いしているのかを知ることで、よりひな祭りを楽しめるようになりそうです。