2016年4月1日 のアーカイブ

思考と指導

2016年4月1日 金曜日

こんにちは!早川です。

今回はトレーナー現場とは離れたことを

お話ししたいと思います。

 

仕事上、高卒から30代の選手と接することが多く

その中で年代により思考の違いに日々驚くことがあります。

特にさとり(ゆとり)世代と言われる世代が

社会人になる近年

思考の違いにより接し方を変えなければいけないと

感じる局面があり

さとり(ゆとり)世代との接し方について

勉強することにしました。

 

内容が良かった3冊の本を紹介したいと思います。

本

順に紹介していきましょう。

 

「いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング」

この本はある野球部の監督が甲子園出場を目指して

野球部員を指導していくという内容の本です。

 

昭和世代の監督がいくら檄を飛ばしても生徒の心には響かず

逆に生徒のやる気が落ちていってしまいます。

そこで、いまどきの子に適した対応をすることで

どう変化していったのかが書かれています。

 

この本は昭和世代の監督が

どういう気持ちで檄を飛ばしているか

また、さとり(ゆとり)世代がどういった

思考回路なのかが知ることができるため

相手の気持ちを知りたい方向けの内容となっています。

 

おそらくほとんどの方が

一度は発言したことがあるであろう言葉が

逆効果としてバッサリと切り捨てられてしまいます(笑)

 

次に「これからの時代のリーダー論」です。

これはさとり(ゆとり)世代の部下を持った場合

どういった指導が適切なのかが書かれています。

 

これまでは、仕事を部下に任し

部下は自分の無力さを知り

仕事に対する学ぶ姿勢を変える。

そして部下もそれが当然、としてきました。

 

しかし、以前と違いこのようなやり方をすると待っているのは

「私には向いていませんでした、お世話になりました。」だそうです。

驚きですよね(笑)

これらを回避するための方法が書いてあり

指導者向けの内容となっています。

 

最後に「入社1年目の教科書」です。

これはその名のとおり

社会人1年目になる方に向けた内容で

一般常識と言われることや社会人としてどうやって

成長していけば良いのかが書いてあります。

これは入社1年目でない方でも

指導内容の復習として読むと

今後の仕事で役に立つ内容になっています。

 

これらを読書したことでなんとなく

相手の気持ちがわかるようになった気ではいますが

実際は本人を目の前にしていかに

自分の気持ちを伝えるかが重要だなと感じました。

 

少々退屈な内容となってしまいましたが、

私も時代の変化についていきたいと思います。