こんにちは。
TSSケアルーム津島の阿部です。
11月に入り、気温も下がり空気が乾燥しています。
冷たい風が吹き、喉の調子もイマイチ・・・
何となく気分が上がらないという人が多いのもこの時期です。
寒くなると肩や首をぎゅっと固めて縮こまってしまいます。
これは肩こりの原因になります。
その上、顔の表情も険しくなるとこちらは顔の筋肉の表情筋に関係してきます。
不機嫌な顔である眉間にシワを寄せる皺眉筋や
口をとんがらせる上唇鼻翼挙筋が緊張すると
脳もイライラ不機嫌になってしまうのです!
顔面は表情を作るためのたくさんの筋肉に覆われています。
特定の感情が生まれると脳から指令が伝わり
特定の筋肉を緊張させて表情を作ります。
それは、一方通行と思われてきましたが
逆方向にも伝わることがわかっており
特定の顔の筋肉を動かすことで
脳に特定の感情が生まれるのです。
笑顔を作る筋肉は
目をパッと開いたり目尻を下げたりする眼輪筋と
口角をキュッと上げる大頬骨筋です。
この筋肉が緊張すると
大脳皮質の幸福感を司る部分の血流が上がり
脳は「嬉しい、楽しい」状態になるのです。
というわけで、いつもニコニコ目尻を下げて口角をキュッと上げておくと
寒い、忙しい、落ち込む・・・
と辛い時でも、脳にとっては違った認識となるそうです。
ぜひ、この冬は眼輪筋と大頬骨筋を緊張させて笑顔でいてください。
ちなみに、大頬骨筋の衰えはほうれい線の原因に。
この筋肉を使わないと違った意味でも損をします!
いつも笑顔の人は、衰えない表情筋で見た目年齢も若返ると思いますよ。