寒暖差疲労

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

 

今回はアシスタントの川瀬が担当させて頂きます。

あっという間に桜も散り、5月も終盤に入ってきました。私の地元では実家の近くに大きな枝垂桜の木があるのですが、今年も綺麗に咲いていました。

さて、春は夏や冬に比べて過ごしやすそうな季節のイメージがありますが、体のだるさやめまい、関節痛など春に体調を崩してしまう方も多いのではないでしょうか?その原因の1つに寒暖差疲労というものがあります。

 

春は日中は暖かく、朝や夜は肌寒い日が多いです。寒暖差が10℃以上なんて日もよく耳にします。

寒暖差が激しいと自律神経が乱れやすくなってしまいます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、寒い場所では交感神経が優位に働き(血管が収縮し血流量が減少する為、体熱の放散を抑える)、反対に暖かい場所では副交感神経が優位に働きます(血管が拡張し血流量が増加する為、皮膚からの放熱を促す)。

こうすることで私達は体温を調節しているのです。

しかし寒暖差が激しくなると、それがストレスになり交感神経が優位になりっぱなしになってしまうのです。

すると私達の体の中では活性酸素というものが増加します。活性酸素は殺菌力が強く、細菌などを撃退する役目があるのですが、これが増えすぎると正常な細胞も攻撃してしまい、人体を酸化させ害を及ぼすと言われています。これが寒暖差疲労の主な流れです。

 

寒暖差疲労の影響を受けずらくするには、自律神経のバランスを整えることが大切です。現代社会はストレス社会で、交感神経にスイッチが入りやすいと言われています。その為、日頃から副交感神経を優位にすることでバランスを整えると良いとされています。

 

では具体的に副交感神経を優位にする方法を1つご紹介します。それは目を温めることです。やり方はとても簡単です。

  • タオルを水で濡らし、軽くしぼる。
  • 500Wのレンジで40秒温める。(タオルは40℃ぐらいが適温です。)
  • 目の上に2分間乗せる。

 

たったこれだけです。この方法で副交感神経を優位にすることができます。

 

いかがでしたでしょうか?この時期の寒暖差での体調不良は夏バテのきっかけになる可能性もあると言われています。皆さんも寒暖差には十分注意し、これからの暑い季節に備えましょう!

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